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zoom RSS 借金を返すのに、金を借りる

<<   作成日時 : 2017/02/21 01:35   >>

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(2017.2.20.)


モンゴルは、自由化、民主化後6回目です。

25年間で、6回目の、国家財政破綻です。
いや、はや、 言葉を失います。

2月18日のニュースでは、モンゴル政府は、総額US$55億ドル
(約600億円)の借り入れが決まったそうです。

貸し付けるのは、IMF,アジア開発銀行、世界銀行、日本、韓国、
中国です。

貸す方は、当然、条件を付けます。
今回も、過去5回と同じ、「自助努力をすべし」です。
「国内からの、税収などで、国家税制を運営すべきだ。」
でも、数回も、同じでは、「またか?」ですねえ。
自立は、とても、無理です。

今年3月末には、準国営の、
モンゴル貿易&開発銀行(TDBM)が、5億八千万ドルの、
政府保証の借金の、返済も迫っております。
外国の機関は、モンゴル政府の連帯保証がなければ、民間の
銀行などにも、金を貸さないのです。

今年は、10億ドルの国債の償還も控えております。
地下資源の輸出は、価格の暴落で、モンゴルの現状は、
「首が回らない」のです。
モンゴルは、人口300万人で、鉱業以外、外貨獲得の
産業は、ほぼ、無いのです。

現在、民間が150億ドル、政府が50億ドル、外国から借りて、
どちらも、「多分、返すことが出来ない」状態です。

こうなると、「貸す方が、悪者」なのですねえ。

また、2−3年前から、外国からの新規の投資は、激減しています。
理由は、「モンゴル側は、契約を守らない」です。

銅鉱山をめぐる、欧米のRio Tinto社や、日本のA社との、長引く
裁判、中東とスイスの投資会社との、紛争など、「モンゴルの
金融取引・商取引はリスクが大きい」が、世界に知れ渡ったので、
外国からの、投資は、激減しています。

これらのニュースは、多く、入手できます。

例えば、日本の英字ニュースサイトを、リンクしました。


この、「緊急融資」(借金)で、「急場をしのげる」ため、
今日の、「モンゴル国債10億ドル」{償還は今年)の利率が、
急低下して、約10%です。
一昨年の夏は、なんと、25%でしたからねえ。
利率が高いほど、「リスクも高い」ので、国債は安いのです。

発展途上国への、投資は、"High risk, High return"
(投資金も、回収できない危険が大きいが、
利子が高い)は、「金を捨てる覚悟」が必要です。
たとえ、投資先の、「政府保証付き」であっても、「ない袖は
振れない」のですから。

そして、「甘い話には、必ず、裏がある」ことを、忘れてはいけません。

参考ですが、
モンゴルは、自国で消費する以上の、原油を算出しています。
でも、社会主義時代から、100%ロシアに輸出して、精製後の
ガソリン、軽油など、100%ロシアから輸入しているのです。

モンゴルでは、製油所を作る金、技術が、ないのです。
典型的な、「発展途上国経済」です。

モンゴルは、南北の隣国のロシアと、中国とは、喧嘩できないのです。
両国に、「首の根っこを抑えられている」状態で、どうにも、
なりません。
経済的、政治的な独立は、来も望み薄です。



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