がんばれモンゴル

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<<   作成日時 : 2017/01/16 17:31   >>

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(2017.1.1)


モンゴルは、独立以来、90年間、外国からの援助で
国が成り立っています。

写真は、ウランバートルにある、火力発電所の煙です。
3ケ所あり、共に、煙がすごく多いのです。
ウランバートルの煙は、「西から東へ流れる」ので、我が家は
東なので、夜中から、11:00AMにかけて、臭いが石炭の煙が
多いのです。
今朝も、息苦しかったです。
9歳のk娘が、日本語で、「お父さん、煙が臭いね。いやだね」と、言いました。

画像


モンゴルは、石炭埋蔵量が多く、輸出もしていますが、現在は
その、輸入国の中国が、大気汚染を防ぐために、モンゴルからの
輸入を削減しています。
モンゴルの石炭の輸出は、「出口が見えない、トンネルの中」です。

25年前に、民主化&自由化されたとき、ソ連の技術者が火力
発電所からも、撤退して、円滑な運転が危惧されました。

その時に、急きょ、日本が援助を申し出て、技術者が常駐しています。
現在も、常駐が続いています。
25年間、日本の技術者が、常駐して、モンゴルを援助しているのです。
費用は、日本です。

モンゴルは、先進国から、「あらゆるもの」を、援助を受けています。
先日は、ドイツから、モンゴルの軍隊に、ベンツ車両60台が、無償援助
を贈与されています。

モンゴルは、橋、道路、病院、学校、公園、研修所、病院や、牧畜、
競技場、飛行場、バス乗り場、バス、サッカークラブや、「すべてが対象」
で、いわば、国家が、「援助受け入れの麻薬中毒症」状態です。

自立は、なかなか、難しいですね。
今後、100年しても、経済的な独立は、無理でしょう。

解決の一つは、
基礎教育を、徹底して行うべきでしょうが、現在も、校舎&教室を
小、中、高校で、グループ分けにして、授業をしているのです。
授業時間が、極端に少ないのです。
モンゴルの大学を卒業していても、世界的な企業では、
通用しないのです。
せいぜい、体力勝負の、相撲などで、出稼ぎをして、大金を
入手するのが、手っ取り早にのです。

モンゴルは、政府も、民間人も、「無料でもらって、当たり前」
が、浸透しているのです。

モンゴル語には、「自立」の、言葉がないのです。
自国民が、真剣にならなければ、どうにもなりませんね。
子どもを産んで、その子どもたちが、外国で働いて、母国に
送金して、国が成り立っているのでは、自立の道は、とても、
長いですねえ。

ま、情けない、国の状況です。
授業時間が、先進国に比べたら、極端に短いのです。
しかも、自宅は、「広間に一族が雑魚寝」だから、自宅での学習も
十分にできないのです。
うるさいし、電灯の消滅も、一つだし、自分の机に向かって、
「一心不乱で勉強」は、モンゴルでは、無理なのです。
学力は、つきません。
社会人の教科書の、新聞の定期購読者も、驚くほど、少ないのです。
人々は、「その日暮らし」の状態です。

「負のスパイラル」です。

噂では、2018年から、政府は、地方出身の学生は、卒業後、
出身地に、帰すそうです。
卒業後、首都にいても、仕事がないのです。
交通や、住宅や、医療など、「一極集中」で、ウランバートルに
集まりすぎて、問題が複雑で、政府には、解決不能なのです。

通年で、若者が、安定した、職業が、モンゴルにはないのです。
よくもまあ、この状態で、若者が、解決を求めて、政庁前で、デモを
しないのです。
モンゴルの若者は、おとなしいですね。
あきらめでしょうか?

私は、モンゴル人と結婚して、今更、気づくのは、一般の
家庭の、「食生活がとても、貧弱」なのです。

モンゴルの家庭では、まともな食事をしていません。
緑色の野菜を、毎日食べられるのは、一部の、金持ちだけです。
汁が多い、量が多い、一時的に満腹になる、「ノゴト・シュル」
(野菜スープ・ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎをいれる)のようなものが、多いですね。

しかも、味付けは、「塩のみ」です。

私の妻は、いまだに、「とんかつ、やきそばのソース」を食べることが
できません。

生れた時から、「塩の味付けだけ」の、典型的な、「内陸民」です。
他の、たとえば、エチオピア、アフガニスタンなどの、人々も同じです。
そして、内陸民は、魚の臭いを、とても、嫌うのです。
ふりかけでも、魚が入っていれば、食べないのです。

固く、大きな大便が出るような、「量と栄養のバランス」
が取れた、食事は、「モンゴルでは、夢物語}です。

日本は、モンゴルの最大の援助国です。
最近は、人材育成の援助が多くなっています。
この「ソフト」の援助は、歓迎ですね。
「ハード」(物)は、完成すれば、即、「形で見える」が、人々の
中身が変わらなければ、十分な運用ができないのです。
故障したら、放置して、部品をとるだけになってしまいます。

ちょうど、ネパールの道路の峠の、上下で、事故をした車が
放置されて、部品だけ運び出された状態と同じなのです。

物の場合は、引渡後に、現地人が、100%の状態で、整備して、
運用は、無理なのです。

先進国の仲間入りするためには、非難もありますが、明治時代の
日本が採用した、「文化も、慣習も、ある程度、先進国に合わせる」
が、ベターでは、ないでしょうか?

豊かになることは、モンゴルでは、治療不可で、死亡のケースの
病気でも、日本では、治療可能で、生きることができることです。
現に、モンゴルでは、金持ちは、外国の病院に行っているのです。

日本のように、貧乏人も、金持ちも、同じ医療サービスを受けられる
国は、世界的には、少数なのです。
モンゴルでは、「貧乏人は、早死にする」運命です。

放牧文化、一族文化は、「産業&高度な工業化」には、「障壁」
になっています。
外国から、借金の繰り返しの、政府のやり方では、自立した、豊かな
国造りは、先が見えませんね。


モンゴルの、
インフレはすごいので、例えば、1億US$を、10年間借りて、その時点で、
1US$=1,000Tgsとすると、借りた金は1,000億Tgsですね。
10年後の、
今返すと、1US$=2,500Tgsだから、帰す額は、2,500億Tgsです。
倍以上ですね。

利子を含めたら、なんと、10年後の今は、約3,500億Tgsを返すことになります。

発展途上国の、借金は、すべて、このような計算です。
だから、借りた金を返却できないのです。

モンゴルは政府も、民間(多くは中国からの借金)も、
このような、計算ができる人材がいないのです。

現実には、「借りた金の踏み倒し」になるのです。

現在、モンゴル政府は、外国から約50億ドル、民間は150億ドル
借りているそうです。

輸入に払う外貨が、不足状態なのです。
外国人は、モンゴルに物を売って、モンゴル通貨の受け取りはしません。
国際金融界では、モンゴル通貨は、「紙くずどうよう」なのです。
ちなみに、成田空港到着時に、モンゴル通貨を銀行に持って行き、
日本円に交換を希望しても、「この金は、だめ」と、断られるのです。
最近まで、韓国の金も、交換拒否にあいましたね。

だから、中央銀行は、2−3年前から、「外貨準備額」の発表を
止めています。
モンゴルに投資する人は、現地の「経済状態」を、把握することですね。

モンゴル政府保証の、「民間の借金」であっても、政府にしても、
保証して支払う能力がないと、「元締めからだめ」ですよ。

アルゼンチン、ベネズエラ、ギリシャなどの、投資と同じ、「
元本も無くするリスクが、限りなく大」なのです。
多くの日本人が、被害を受けて、泣き寝入りになっています。
「欲出せば、損する」の通りです。
日本人にも、バカが多いのです。

アメリカの、私も、参加しましたが、「ジュニアー・アチーブメント・プログラム」
(小学生に、経営や、経済を教える、経営者などのボランテイア)
が、日本にも、モンゴルにも、必要ですね。

このプログラムを受けていれば、大人になって、詐欺にあうことが少なくなります。

発展途上国の投資は、利子が大きい分、リスクも大きいのを、理解して
置くことです。

個人的な投資なら、被害は個人ですが、会社の厚生年金の
投資など、全会員が、老後の年金がゼロになり、「貧困の
老後」になります。

発展途上国に投資するときは、「甘い言葉」に、負けたら、あなは、
「人生を無駄にする」ことになります。

さて、さて、困りましたねえ。

最近の、
我が家のインターネット・プロバイダーは、モンゴル最大の通信会社の、
Mobicomの子会社の、Ulusnetです。

でも、一日、おおむね、100回も、「切断」状態なのです。

そして、我が家のケーブルTV局、なんと、こちらも、一日
100回も、いきなり、切断です。

他の、
発展途上国も、サーバーなど、機器は新品で輸入できても、
その後の、保守管理、運用は、年ごとに悪くなるのです。
「人材の不足」ですね。

私が昔、ケニヤで載せてもらったトラックの運転手は、
調子に悪いエンジンの、ボンネットを叩いていました。

ロバや、馬が動かなくなった時と、同じ作法です。
モンゴルでも、コンピュターを修理するとき、叩く人がいますよ。
車も、叩いて動かすのです。

いや、はや、大変な国です。


あと三日の、1月20日(金)は、アメリカ大統領の、交代式です。
次期大統領の、トランプは、型破りで、メキシコからの不法越境者
防止用の、壁を作るとか、TPP脱退するとか、EUは解散するとか、

「本音を述べる、嫌われ者」になっています。
アメリカ国内には、企業のグロバリゼーションで、仕事を失った、
特に、若者があふれています。
私どもが、昨年、旅した、NYCや、ボストンの街にも、日本では目にしない、
若いホームレスが、沢山いました。

企業は、労賃のより安い場所に、活動拠点を移します。結果は、日本の、
働く場所は、飲み屋、ゲームセンター、パチンコだけになっています。

USA次期大統領の、本音に、賛同するものが、多かったのは、「自分たちを
守る」です。
発展途上国の、人々、若者が、豊かな国を目指して、
途中、カリブ海や、地中海で、溺死する
のは、豊かな国の人には、「まったく、自分に関係がない」ですねえ。

ブラジルや、アルゼンチン、オーストラリアの、牧場で、牛の大量死
のほうが、豊かな国の人々には、「大問題」なのです。
自分たちが食べる、肉の値段が上がるのは、ダメなのです。

トランプの、大統領で、アメリカや、世界は、どのように変化
するでしょうか?
理想主義だけでは、こぼれる人が多いのです。
現実は、厳しいのですからねえ・・・・・

「モンゴル万歳」と叫んでも、国内には、満足な仕事がないのです。
首都の広大な、「70−80万人のゲル地区」は、NHKBS放送の
紹介では、「スラム街」と、紹介されています。

現実は、厳しいのです。

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